準決勝10Ｒで太田は、最終１角から捲り上がり10秒０の好タイムで快勝。一番乗りで決勝進出を決めた。「尾方さん、山原さんがやり合うのは確実だったのでそこが自分の出番だとタイミングを見ていました」と冷静な判断も光った。アジア大会直後の開催で、前検日は疲れを口にしていたが「ゆっくり休んで体調はだいぶ良くなっています。日本のケイリンは一日１本なので力を出し切れます」と気持ちも乗ってきた。雨の予想にも不安はないと話す。ナショナルチームの仲間の佐藤、女王の児玉をスピード全開で封じる。